Back to the Future1の要約
Back to the Futureとは1985年に公開されたタイムトラベルSF映画です。
主人公の高校生のマーティーと科学者の友達のドクの物語。
タイムマシンに乗って、マーティーが未来や過去に行ったり来たりします。
全部で3部作ありますが、まずはパート1を要約します。
高校生のマーティーは、彼の親友の科学者・ドクにあるショッピンモールの駐車場に呼び出されます。なんとドクはデロリアンを改造してタイムマシンを発明したのです。が、タイムトラベルに必要な燃料であるプルトニウムをドクがリビアのテロリストから盗んでいたので、そのリビア人の襲撃に遭います。そこでドクはリビア人に銃で撃ち殺されてしまいます。パニックになったマーティーはそのままデロリアンに乗ってリビア人からの襲撃から逃げるのですが、逃げる過程で1985年から1955年にタイムスリップしてしまいます。
1985年に戻るために、1955年当時のドクに会いに行き協力を仰ぎます。
そこから未来に戻ってくるまでにマーティーに課せられた問題は3つです。
①1985年に戻るための燃料がない
②マーティーが若かりし頃の両親に出会い、両親の結婚に繋がる出会いを邪魔してしまい、このままだとマーティーがこの世に生まれてくる事実がなくなってしまう
③ドクが1985年で撃ち殺されてしまう未来を変えたい
この3つの課題を悪戦苦闘しながらマーティーが解決して、最後無事に1985年に戻ってくるというお話です。
「我以外皆我師」マインドで学習スピードは劇的に変わる
こんにちは。
皆さんは、「我以外皆我師」という言葉をご存知ですか?
良い〜言葉ですよね。私はこの考え方が大好きです。
要は、「自分以外の全てもの・人を自分の先生だと思って接しなさい」ということですが、私は全人類がこの考え方を採用した方が良いとさえ思っています。
この記事を読めば、自分以外の全てのものを自分の師匠だと思い、学び続けることの大切さを分かっていただけるかと思います。
特に、学習スピードが周りと比べて遅いかも…と悩んでいる方に読んでほしいです。
読み終わった頃には、何かを学びたくて仕方なくなっていることでしょう。
私はこの考え方に出会って、物事の学習スピードが格段に上がりました。
例えば、私には自分のゲストハウスを立ち上げて経営するという夢があります。その夢実現のために必要な勉強がたくさんあるのですが、「自分以外全てが先生」という考え方に出会う前は、経営者になるためのセミナーに参加したり、ゲストハウスを実際に立ち上げた人が書いた本を読み漁ったりしていました。
もちろんこのような行動でも学べることはあります。ですが、これだとセミナーの質だったり講師との相性だったり本の内容だったりに、自分の学習密度が振り回されてしまう可能性がありますよね。
でも、「自分以外全てが先生」という考え方になると、先生だと捉えるのは全て自分自身なので、学習密度が他に振り回されるということがありません。
ふと入ったカフェからでも「こういう接客されると嬉しい気持ちになるな。自分のゲストハウスでも接客の心得に入れておこう」とか「ゴミが散らかってると落ち着かないな、清潔感を何よりも大切にしよう」など、学ぶことができます。これは適当に入ったカフェが自分の先生になっていますよね!
このマインドでいると、対象がどんなものであれ自分次第でいくらでも学ぶことができます。そうなると、学習スピードが飛躍的に上がることは明らかですよね。
自分が学べないとか成長できない理由を環境のせいにするのは今日でやめましょう!
「我以外皆我師」の意識でいれば、朝起きて一番最初に目に入った何かでさえ、自分に学びを与えてくれる先生になり得るはずですよ。
「ずっと昔からの友達でやっと出会えた」という気持ちで相手と話すと起こるいいこと
「商談相手がなかなか自分に心を開いてくれなくて、表面的な状況しか聞きだすことができないです」と後輩から相談を受けた。
話を聞いていると、あくまでも相手はビジネス相手だという認識があり、後輩自身も相手に対して心を開いていない(開いていたとしてもそれが相手に伝わっていない)という状況であると分かった。
なるほど、確かにそれだとお互いについ他人行儀のようになってしまい、今まさに困っているように表面上の状態しか分かることはできないだろう。よそよそしくなってしまい、自分の伝えたいことも伝わらないし、逆に変な違和感が伝わってしまうこともある。
そこでわたしはこのようにアドバイスをした。
相手のことを「やっと出会えたずっと昔からの友達」だと思いなさいと。
学生時代からの親友に対してはどんな態度で接することができているか想像してみてほしい。
・言いたいことを言い、聞きたいことを聞くことができる
・相手に起きた事象をまるで自分の身に起こったことのように共感し、反応することができる
・相手の将来に対する夢や野望について、自分のことのように考え必要なアドバイスができる
・変な気を遣う必要がなく、時には冗談を、時には相手に対してツッコミを入れることができる
ぱっと思いつくだけでも、これだけできることがあるのである。
自分が相手に対して他人行儀だと、向こうも他人行儀になってしまうが、自分が相手のことを親友だと思って接することができれば、自ずと相手もあたかも自分のことを古くからの親友のように接してくれるだろう。
この場合、相手に対して無遠慮とか無神経になってよいということではない。それは相手が親友だとしても行っていいものではない。
これができるようになれば、相手が心を開いてくれて、胸の底にある潜在的な何かを打ち明けてくれる可能性は高まるし、トークに余裕感が生まれるので、自分で話をコントロールすることができるし、相手の反応に合わせて戦略を変えることもできる。
この辺はかなりビジネスっぽい笑 でもこれが本来したいことなので目的達成ということになる。
相手の潜在的な気持ちをヒアリングしたければ、他人行儀をやめて「Hey,brother!!」とつい言いだしてしまう程のイメージで臨むとうまくいくのだ。
全部叶えようとするのは大変だが、その大変さに慣れることが大事である
人間誰しも、「あれをやりたい」「こうなりたい」「それに挑戦したい」などの理想がある。仕事頑張りたい!プライベートも充実させたい!色々挑戦してみたい!色々あるが、それを全部叶えられている人は少ない。
みんな理想はあるのに、それを叶えられていない理由はなぜか。
それは「全部叶えようとするのは大変」だからである。
結局はみんな面倒臭いから叶えようとしない。
理想よりも面倒くささが勝つのである。結局「また理想を叶えられなかったな」って後悔するのに、大変なことを避けたいがために叶えないのだ。もはや叶えようとしていないとさえ言える。そこにセンスとか才能は必要ないのにだ。甚だ不思議だが、人間楽な方に行ってしまうのは仕方ないことなのかもしれない。
その中でも行動し続け、理想を叶え続けられている人種もいる。いわば「成功者」と呼ばれるような人たちだ。
では、この成功者と呼ばれる人たちはみんなセンス・才能があったのか。
そうではない。この人たちはただ「全部叶えようとする大変な状況」に「慣れた」だけであるのだ。
人間の最大の武器は「慣れること」であると言われている。
大変な状況でもある程度続けていれば慣れてしまうのである。
側から聞けば「そんな漆黒企業で働いてるの??」っていう環境で普通に働いている人も周りに一人や二人いるのではないかと思う。その人たちもそのような漆黒環境に「慣れて」しまっているのだ。
だから人間誰にでも「慣れる」という能力は備わっている。
問題は何に「慣れる」のかということだ。劣悪な就業環境だろうか。何も成長しない温室環境だろうか。刺激のないマンネリした環境だろうか。それとも理想を叶え続ける密度の濃い環境だろうか。
成功者はこの「理想を叶え続ける密度の濃い環境」に慣れているのである。
だから、彼らにとって理想は叶えるのが当たり前なのである。
当たり前だからこそ生まれる余裕感とか成功者のオーラというものがあるのだ。
「人生は有限だから、やりたいことはすぐやらないとね」と成功者がよく言うのは、まさに限られた時間の中で理想を叶えるために当たり前のように行動しまくっているからである。
「思いやり」と「よいしょ」の違いとは
「商談で、相手とのコミュニケーションの中で自分がポジションを取れていないんですよね。どうしたらいいですか?」と後輩から相談を受けた。
商談において、自分がポジションを取れていないというのは一大事だ!
商談中の後輩のコミュニケーションを観察してみると、返答が相手の「ご機嫌取り」になっていることが分かった。
ポジションを取ることにおいて、相手を「思いやる」ことはとても大切だが、「よいしょ」することはしてはならない。両者には明確な違いがある。コミュニケーションの中に自己犠牲があるか、ないか、である。
セールスマンの鉄の掟②常に自分が正しいと思って話す
お客様は、セールスマンの言葉を信じて買う。
自分の言葉に迷ったり、返答に困ったり、焦った反応をしたりしているセールスマンから商品・サービスを買いたいと思うだろうか。
実践の場では、間違えることを恐れずに自分が正しいと思って話すことが大事なのである。
極端なことを言うと、もし間違ったことを相手に言っていたとしても、それが結果に繋がったのであればそれはセールスとしては正しいのだ。
さもこれが世の真理であるかのように、自信を持って堂々と自分の言葉を発しよう。
「相手に嫌われるかな」とか「間違ってるって思われるかな」などを現場で考える必要は1ミリもない。
商談の振り返りを指導者と擦り合わせする時も同じことが言える。
どちらのセールスマンの方が、指導者の教えをより深く学ぶことができるだろうか、考えてみて欲しい。
Aさんは「自分が言ったことは正しいと思うんですけど売れなかったです」と、むしろここまで言ったのに買わなかった相手が悪かったんですばりに、根拠のない自信を持って指導者の教えを聞く。
Bさんは「自分が間違ってたと思うんですけど、こんな話し方したら売れませんでした」と言いながら、指導者の教えを聞く。
この場合、より多くの学びを得るのはAさんの方である。
Bさんの「間違ってると思うんですけど」はいわば「保険」である。「それ間違ってるよ」って言われた時に、「いや私はちゃんとわかってました」と言えるように保険をかけているだけなのだ。だから「ここはこうした方がいいよ」という教えに対して「やっぱりそうですよね」という受け取り方になる。
一方Aさんの方は、自分が正しいと信じきっているので、指導者からの教えに対して「えー!そんな考え方があったのか!思ったこともなかった!!」と目から鱗並みに衝撃を覚えるのである。
両者の受け取り方に明らかな差があるのは分かっていただけると思う。
そもそも間違えることを恐れている人は成長しない。
自分が正しいと常に思えるくらい、常に考えることが大切なのである。
セールスマンの鉄の掟①言いたいことを言い、聞きたいことを聞く
セールスマンにおいて、最も重要な心得は「言いたいことを言い、聞きたいことを聞く」ということだ。
まずセールスマンは相手に伝えてなんぼである。
伝えたいことを伝えられないようではセールスマンではない。
セールスマンのスタートラインにも立てていないということである。
あなたが、「これを言ったら空気を悪くするかな」とか「こんなこと聞いたら相手の気分を害するかな」というようなことを心配して、言いたいことを言えず、聞きたいことを聞けていない状況に今もしあるなら、何よりも先にその状況を打破する必要がある。
「こんなこと言ったら嫌われるかな?」と思ったら、それはもはやチャンスだ。それをまず相手に伝える。結果、嫌われたとしたら、そこからがスタートだ。
例えば、目の前に太った男の子がいるとしよう。
「この子デブだな」と思ったら、まずそのまま「デブですね」と伝えてみるのだ。
「こんなこと言ったら相手に嫌われるかな、無神経な人だと思われるかな?」と思ったとしても、デブだなと思ったのならまず伝える。結果、嫌われたり無神経だなと思われたら、おめでとうやっとスタートラインに立てたのだ。
そうやって痛みを知って初めて、「あ、デブって言ったら相手は嫌な気持ちになるんだな」と体に染み込ませることができる。そこから「じゃあどうやって言えば相手を傷つけずに"伝わるかな"」と考えるのだ。「幸せそうな体型ですね」って言えばいいかな?とか「存在感のある雰囲気ですね」って言えばいい感じに伝わるのかな?とか、考えるのである。
言いたいことを言い、聞きたいことを聞くのは普段の生活から心がけることが重要だ。
練習でできなかったことは本番でもできないという理屈である。
商談の時だけではなく、普段の生活から「言いたいこと言い、聞きたいことを聞く」ということを意識して、本音をさらけ出す訓練をすればより一層深い対人関係を築き上げることができる。
上っ面だけではなく、真のコミュニケーションを築くためには、痛みを伴ってでも言いたいことを言い、聞きたいことを聞くことによって本音で向き合うことが何よりも重要なのである。