全部叶えようとするのは大変だが、その大変さに慣れることが大事である
人間誰しも、「あれをやりたい」「こうなりたい」「それに挑戦したい」などの理想がある。仕事頑張りたい!プライベートも充実させたい!色々挑戦してみたい!色々あるが、それを全部叶えられている人は少ない。
みんな理想はあるのに、それを叶えられていない理由はなぜか。
それは「全部叶えようとするのは大変」だからである。
結局はみんな面倒臭いから叶えようとしない。
理想よりも面倒くささが勝つのである。結局「また理想を叶えられなかったな」って後悔するのに、大変なことを避けたいがために叶えないのだ。もはや叶えようとしていないとさえ言える。そこにセンスとか才能は必要ないのにだ。甚だ不思議だが、人間楽な方に行ってしまうのは仕方ないことなのかもしれない。
その中でも行動し続け、理想を叶え続けられている人種もいる。いわば「成功者」と呼ばれるような人たちだ。
では、この成功者と呼ばれる人たちはみんなセンス・才能があったのか。
そうではない。この人たちはただ「全部叶えようとする大変な状況」に「慣れた」だけであるのだ。
人間の最大の武器は「慣れること」であると言われている。
大変な状況でもある程度続けていれば慣れてしまうのである。
側から聞けば「そんな漆黒企業で働いてるの??」っていう環境で普通に働いている人も周りに一人や二人いるのではないかと思う。その人たちもそのような漆黒環境に「慣れて」しまっているのだ。
だから人間誰にでも「慣れる」という能力は備わっている。
問題は何に「慣れる」のかということだ。劣悪な就業環境だろうか。何も成長しない温室環境だろうか。刺激のないマンネリした環境だろうか。それとも理想を叶え続ける密度の濃い環境だろうか。
成功者はこの「理想を叶え続ける密度の濃い環境」に慣れているのである。
だから、彼らにとって理想は叶えるのが当たり前なのである。
当たり前だからこそ生まれる余裕感とか成功者のオーラというものがあるのだ。
「人生は有限だから、やりたいことはすぐやらないとね」と成功者がよく言うのは、まさに限られた時間の中で理想を叶えるために当たり前のように行動しまくっているからである。