【ワンピース】ルフィの過去編

ワンピースとは、海賊の主人公ルフィが「ひとつなぎの大秘宝ワンピース」を求めて、仲間を集めながら航海するという、世界的大人気の漫画です。

 

小さい頃のルフィは、ルフィのいるこのフーシャ村に停泊中の大海賊「赤髪のシャンクス」に毎日のように航海に連れて行ってくれと頼んでいました。

まだ子供のルフィをからかいながらも、心配して航海に連れて行くことはなかったシャンクスは、いつもの酒場で仲間たちとルフィと賑やかに酒盛りをしていました。

 

そんな中、山賊が酒場にやってきます。見るからにガラの悪そうな山賊たちが「酒はねえか」と聞いてきますが、お店のお酒はシャンクスたちが全て飲んでしまっていてもおうありません。山賊たちがそれに怒ってシャンクスに喧嘩を売りますが、シャンクスたちは特に買う必要のない喧嘩は買わず笑って見過ごします。

そんなところを見ていたルフィは「売られた喧嘩を買わないなんて男じゃない、海賊じゃない!」と憤怒します。「まあそんなに怒るなよルフィ」と宥めるために、離れていこうとするルフィの腕を掴んだら、なんとその腕が伸びた!山賊とのやりとりの最中、ルフィはデザートにと「悪魔の実」を食べて「ゴム人間」になってしまいました。

 

それから、シャンクスたちの航海中にまた山賊が酒場に来てシャンクスたちの悪口を言い始めます。それを聞いたルフィが怒って山賊に喧嘩を売ってしまいルフィが山賊の怒りを買って攫われてしまいます。

間一髪のところでシャンクスたちが現れて、ルフィを救おうとします。

「大抵のことは笑って見過ごしてやるが、友達を傷つけるやつは許さない」とシャンクスの凄みに怯えて山賊はルフィを連れて海に逃げ出します。

 

逃げ出した山賊は、近海の海の主に襲われてルフィも海に投げ出されます。

悪魔の実の能力者は、その特別な能力と引き換えにカナヅチになってしまうという特徴があります。溺れて海王類に食べられる寸前のところでシャンクスが助けてくれます。その片腕と引き換えに…。

そこでルフィはシャンクスという偉大な男の大きさについて知ったのでした。

 

赤髪海賊団出航の日。「もう航海に連れていってくれなんて言わねえよ。自分でなることにしたんだ、海賊には」とシャンクスに話すルフィ。「いつかシャンクスたちを超えるような仲間を集めて、海賊王になる!」と叫ぶルフィに「俺の大切な帽子をお前に預ける。いつかきっと返しに来い。立派な海賊になってな。」と麦わら帽子をルフィに預けます。

 

それから10年後、麦わら帽子をかぶったルフィの冒険は、このフーシャ村から小さな小舟に乗って始まります!

OLD(オールド)の要約

シックス・センス」「スプリット」で知られるM・ナイト・シャマラン監督の最新作、新感覚スリラー映画です。

複数の家族がバカンスを楽しむために、美しいビーチを訪れるのですが、そこは1日で50年に相当するスピードで体が老いてしまうという不思議な場所でした。

そしてそこから脱しようと思っても、ある範囲を超えると気絶してしまうという謎の現象があり逃げることもできず…。

老い、時間、死。避けられない恐怖を前に人間がどう向き合い戦うのか。決して人ごととは思えない主人公たちに感情移入してしまう作品です。

 

物語は離婚寸前のキャパ夫婦が最後の思い出にと、2人の幼い子供たちを連れてあるリゾートホテルにやってくるところから始まります。

ウェルカムドリンクを飲んですっかりリゾート気分。子供たちも大はしゃぎ。長男のトレントはホテルの支配人の甥であるイドリブとお友達になり手紙交換をして遊んでいました。

翌日、ホテルのレストランで食事をしていると支配人から「特別なビーチへご招待します」と誘われ、キャパ家族はそのビーチへ行くことにします。

キャパ家族の他にも複数の家族がそのビーチに招待されているようで、素敵なビーチで各々楽しみます。が、だんだん異変に気付きます。

 

さっきまで小さな子供だった娘マドックスと息子トレントが、ハイティーンまで成長していたのです。程なくして、ビーチにいる全員が急速に年老いていることに気付きます。

「どうなっているんだこのビーチは!」と脱出を試みますが、あと一歩のところで気絶してしまい脱出不可能。

楽しいバカンスのはずが、突如老いと死の恐怖に苛まれます。

 

複数の家族たちが知恵を出し合ってこの危機を脱しようとしますが、精神的に壊れる者、利己的になる者、疑心暗鬼になる者が現れます。

結局、人間同士の争いで決められた人生の時間よりも早くに死んでいきます。

ついに、ビーチで生き残ったのはキャパ家族のみになりました。

夜になるとキャパ夫婦はすでに老眼の進んだお爺さんと、片耳が聞こえなくなっているお婆さんになっていました。

2人の子どもも40歳近くまで成長しています。

 

キャパ夫婦はほとんど同じタイミングで老衰で亡くなります。

両親を看取った子どもたちは翌朝には60歳近くになっていました。

最後、ふとトレントが昨日ビーチに行く前にイドリブから手紙を預かっていたことを思い出します。その手紙には「おじさんは珊瑚礁が嫌い」と書かれていました。

 

珊瑚礁がこのビーチから脱することのできるヒントかも」と思いつき、2人で沖にある珊瑚礁のトンネルを見つけてそこから無事に脱出します。

 

ここで、このビーチをずっと監視していた男が「全員死亡した」と認識し、ある研究所に向かいます。この研究所はある製薬会社が治験薬を開発している場所でした。

なんとビーチの家族たちは全員治験者だったのです。それぞれの家族には持病がありました。腫瘍、てんかん精神疾患血友病など。持病がある者たちがこのビーチに誘われ治験者となっていたのです。治験薬はなんと最初に提供されたウェルカムドリンク。

治験は最初から始まっていたのです。通常時間のかかる治験ですが、このビーチを利用して1日で治験結果を検証しよう、というのがこの製薬会社の思惑でした。

 

科学者たちは治験者の命に対して、短い黙祷は捧げますが、「多数を救うための尊い犠牲」であると考えていました。

そしてまた新しい治験者がやってきて、いつも通りウェルカムドリンクを飲まそうとした時に、無事にビーチから脱出したトレントとマドックスがそれを遮ります。

警察にこの事実を通報し、ヘリコプターで叔母の待つ家に帰って行くのですがすでにその叔母よりも年上になってしまっている2人は、失われた何十年と両親のことを思って悲しい気持ちになっているところで物語が終わります。

 

老いていくところは、人ごととは思えないです。

そしてスピードは違えど、私たちも確実に着実に毎日老いていっていることを痛切に感じさせる作品でした。

 

Stand by Meの要約

モダン・ホラー作家のスティーブン・キング原作のアメリカの青春ドラマ映画です。テーマ曲も有名で、つい歌い出してしまう方も多いのでは?

胸にロマンとちょっぴり悩みを抱えた4人の12歳の少年達が、ある夏の日に「死体探し」の冒険に出る物語です。

線路を見ると、ついそこを歩いて「スタンドバイミーごっこ」をしたくなる人も私だけではないはず。

 

小説家の主人公、ゴーディはある誌面の文字をじっと見つめています。「弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される」。昔の親友の訃報を知り、ゴーディは12歳の頃のある冒険を思い出します。

 

時は1959年の夏。オレゴン州の小さな田舎町、キャッスルロックで4人の少年達はいつも通り木の上に作った秘密基地でタバコを吸ったりカードゲームをしたりして遊んでいました。内気で線の細いゴーディー、リーダー格のクリス、気性の荒いテディ、肥満でノロマのバーン。全然違うタイプの4人でしたが、不思議とウマが合い少年期特有の仲間意識で結ばれていました。

 

ある時、バーンは不良の兄達がどうやら「線路の先で死体を発見した」という話を盗み聞きします。そのことをメンバー達に話すと「死体を見つけに行こう!見つけたら俺たち英雄だ!」と、冒険の準備を始めます。家の者にはキャンプに行くと嘘をつき、小銭と寝袋を持って線路伝いに歩く冒険が始まります。

 

途中、喧嘩をしたり仲直りしたり犬と戦ったり逃げ場のない線路で列車が来て轢かれそうになったりと大冒険。挿入歌も相まってここの冒険シーンは自分もみんなと一緒に線路を歩いて冒険しているような気持ちになります。

 

夜も更け、4人は焚火のそばで野宿をします。テディとバーンが寝てしまった頃、クリスとゴーディがそれぞれの悩みを打ち明けます。

ゴーディーはこの年の春に兄を事故で亡くしました。非常に優秀な兄で親からも期待され、弟を可愛がりゴーディもとても慕っていました。そんな大好きな兄が突然亡くなり親も放心状態でゴーディにも関心を持たなくなってしまいました。ゴーディは父親から「お前が死ねばよかった」と言われる悪夢を見るなど、親から愛情を受けられない自分に自信を無くし、夢である小説家を目指すことも諦めようとしていました。

クリスはゴーディの物書きの才能を認めていたので「絶対に諦めてはダメだ!」と強く伝えます。一方でクリスは、家庭環境の悪さから将来に希望を持てない上に、学校の先生の私利私欲のために利用された事実について話します。兄も不良であるが故に不良らしく振舞っていますが、クリスは実は賢くて優秀であるとゴーディは知っているため、将来を諦めずに進学するようにと強く勧めます。

2人はお互いの複雑な家庭環境について理解し合える唯一無二の存在だったのです。

 

翌日、クリスとバーンの兄達が属する不良グループも、同じ死体探しのために車を走らせ始めます。

途中ヒルに襲われながらもやっとの思いで死体現場までたどり着いたクリス達でしたが、兄達の不良グループと鉢合わせてしまいます。

不良グループのリーダー、エースはクリス達にナイフを突き立てて脅しますが、クリスが果敢に立ち向かいます。クリスが襲われそうになった時に、ゴーディが隠し持っていたピストルを空に発砲し、ピストルには敵わないとエースたち不良グループは退散します。

 

実際に死体を目の前にしたクリスたちでしたが、匿名で死体の件を警察に通報し、ひと夏の冒険を終え、いつも通り町外れでそれぞれ別れました。

それから進路はバラバラになりいつしか疎遠になりました。

 

シーンはまた冒頭のゴーディが新聞の一面を見ているところに戻ります。猛勉強の末弁護士になったクリスが、喧嘩の仲裁に入り刺殺されたという記事を読んで、昔と変わらず正義感の強い大親友について「複雑な家庭環境の中で、仲間との友情を感じることのできた12歳の頃のような仲間には、二度と出会えない」と思いを馳せて物語は終わります。

 

こんな線路を伝って死体を見に行くような経験がある人は滅多にいないと思いますが、似たような感覚の「冒険」ならしたことある人も少なくないのではないでしょうか。

なぜか親近感が湧く不思議で温かい作品です。

 

 

ズートピアの要約(後半)

知らず知らずにニックを深く傷つけてしまったジュディ。更に次々とズートピアにいる肉食動物が凶暴化していきます。やっぱり体内に埋め込まれたDNAには抗えないんだ、いくら共存ができるようになっていたって、根っこは草食動物を襲う獰猛な生き物なんだと、人々は肉食動物の排斥を訴えるようになります。

自分の中にも差別や偏見があったことに気付いたジュディは、この件に関して後悔と責任を感じて、念願叶った警察官の仕事を辞職し田舎町に戻って行きます。

 

それから数日後、実家の手伝いをしていたジュディは、肉食動物が凶暴化してしまう原因が「ある花」であることに気付き、冒頭の花屋強盗に関連していると睨みズートピアへと急ぎます。

ニックに自分の過ちを詫び、肉食動物が突然凶暴になったのは、誰かが意図的にこの花の特性を利用しているはず!と説明し、またタッグを組んで事件解決のための冒険が始まります。

ここのニックが本当にカッコ良くてですね、、きつねに恋することってあるんだなと思いました笑

 

この事件の黒幕は誰か。

なんとずっとジュディを応援してくれてた、元副市長で現市長(ライオンの元市長はクビになってます)のひつじ、ベルウェザーでした。ベルウェザーは草食動物をいつも虐げてくる肉食動物に憎悪を抱き、肉食動物を凶暴化すれば世間が恐怖に陥り肉食動物を排除して、草食動物だけの世界を作ろうと企んでいたのでした。

 

ニックとジュディはベルウェザーの作戦にハマり捕まりそうになりますが、機転の良さと抜群のコンビネーションで見事ベルウェザーの悪事の証拠を掴み、事件を解決へと導きます。

 

その後、ニックはジュディの勧め通りに警察学校を卒業し、きつね初の警察官になります。ニックの相棒はもちろんジュディ。ズートピアの治安を守るべく、うさぎときつねの最高のコンビの最初の1日が始まるところで物語は終わります。

 

いろんな動物の特徴がユーモアたっぷりに描かれていてクスッと笑えつつ、人間の世界にも通ずるような根深い差別や偏見の問題についてもハッとさせられる、メッセージ性の強い作品です。

 

 

 

ズートピアの要約(前半)

映画【ズートピア】とは、肉食動物と草食動物が共存する大都会「ズートピア」を舞台に、田舎育ちのうさぎ、新米警察官ジュディ・ホップスと、都会育ちのきつね、詐欺師ニック・ワイルドの二人が主人公のディズニー映画です。

可愛らしい動物たちの世界観の中に、人種差別や偏見に対するメッセージが鋭く切り込まれていて大人が観ても十分に学びのある作品です。

 

物語は幼い頃のジュディが警察官を目指すところから始まります。「うさぎの仕事はニンジンを作ること」だと言われながらも、持ち前の勤勉さでうさぎ初の警察官になります。憧れの大都会「ズートピア」に配属され、胸を躍らせていましたが警察官らしい仕事は肉食動物たちに任され、ジュディの仕事は駐車違反の取締り。納得できないジュディでしたが、与えられた仕事を一生懸命こなします。

その中で都会育ちのきつね、ニックと出会います。ニックは詐欺師。ジュディがニックの詐欺について詰め寄りますが、飄々とかわされジュディの初日は終わります。

 

翌日、ジュディは花屋の強盗事件を解決します。が、署長からは職務放棄だと責められます。その時に、あるカワウソが「行方不明になった夫を探して欲しい」と署長にお願いしにきました。近頃ズートピアで問題になっている、肉食動物ばかりが行方不明になっている事件の被害者の家族でした。ジュディが勝手に「わたしがご主人を探します」と約束したことが署長の逆鱗に触れ、「48時間以内に解決できなければ、お前はクビだ」と言われます。

 

調査をする中でニックが事情を知っていると睨み、ニックの脱税の証拠を持って脅して捜査に協力させます。最初は邪魔ばかりしてくるニックでしたが、ジュディが肉食動物ばかりの職場の中で、草食動物であるが故の苦労と境遇を知り捜査に協力してくれるようになります。

また、ジュディもニックの辛い過去の心の傷を知り、次第にニックのことを相棒として接するようになります。

 

肉食動物がなぜか突然凶暴になり、凶暴になった肉食動物が市長のライオンの手によって収容されていたことを突き止め、事件は解決。

肉食動物は凶暴になってしまっているけれど、行方不明者を全員見つけ出すことに成功しました。

やっとジュディは周囲から実力を認められ、ニックに警察官になることを勧めますが、事件解決の記者会見の中で図らずも肉食動物に対して差別的な発言をしてしまいニックに絶縁されてしまいます。

 

事件は解決したと思いきや、まだまだ物語は続きます。

 

Back to the Future3の要約

遂に3まできました。ここでがらっと雰囲気が変わります。舞台は西部劇です。

2の最後、マーティーが受け取ったドクからの小包にはこう書いてありました。「私は1885年で元気に過ごしている。憧れの時代での生活は楽しいから助けに来なくても良い。タイムマシンをある洞窟に隠してあるが、1955年ではないと直せない箇所があるので1955年の私に協力を仰ぎ、直ったタイムマシンで1985年に戻ってくれ。そしてトラブルしか呼ばないこのタイムマシンを1985年に戻ったら破壊して欲しい」と。

 

1でマーティーを無事に未来へ送り終わった瞬間のドクに、また未来から戻ってきたマーティーがやってきます(ここめちゃくちゃ面白いです)。そして手紙の指示通りにタイムマシンを発掘するのですが、そこでマーティーがあるお墓を発見します。そこには、この手紙を出した丁度一週間後の9月7日に、またもやビフの先祖であるビフ・タネンにドクが銃殺されたと記されていました。

 

「ドクを助けに1885年に行くよ」と、マーティーは暮石の写真を撮ったあと、1885年に行きます。よく考えたらマーティーここ数日でめちゃめちゃタイムトラベルしてますね笑

1885年に戻りドクと再会し、タイムマシンで未来に戻ろうと思ったらデロリアンがガソリン漏れで自走不可能に。ガソリンを補給しようと思ってもここは1885年。ガソリンなんてありません。ガソリンの力なしにどうやって時速88マイル出すんだ?!その試行錯誤中、馬が暴走し渓谷に落ちて死ぬはずだった教師、クララを助けたことにより、ドクとクララはお互いに恋に落ちます。ついでにクララの未来も変えてます。

 

また試行錯誤した結果、蒸気機関車に燃料をつぎ込みまくり、直線距離であれば時速88マイル出ることが分かりました。暴走させた蒸気機関車デロリアンを押す作戦に決定!次、蒸気機関車が走る日時は9月7日。

 

そして町のお祭りに二人が参加中、ビフに因縁をふっかけられたドクをマーティーが助け、ビフが激怒しマーティーに決闘を申し込みます。決戦の日時は9月7日。おいおい、もしかして死ぬのはドクじゃなくて俺か?とマーティー

 

命運を分かつ9月7日を目前にして、ドクはクララとの恋のためにここに残るか、科学者として未来に戻るか決断に揺れます。が、ここは科学者として未来に戻る選択をしてクララに「実は未来から来たんだ。だから戻らなくてはいけない」と打ち明けます。

そんなこと信じられないクララは馬鹿にされたと激怒。ドクは深く傷つきバーでやけ酒をします。

そして決戦の日&蒸気機関車で未来に戻る日。

酒に潰れたドクを急いで起こして、ビフと決戦する前に蒸気機関車の方に行こうとするマーティーですが、うまくいかず結局ビフと決戦をすることに。

 

いつもは「チキン」という挑発に乗ってしまうところが、マーティーのパート1からの悪い癖でしたが、ここで克服し、無事決戦にも勝ちます。1955年で撮った写真からは暮石ごと消え、あとは未来に戻るだけ!!

 

蒸気機関車をジャックし、計画通り燃料ガンガンいれてフルスロットルで進んでいると、後ろから聞き覚えのある声が。ドクの話は本当だったと知ったクララが追いかけてきていたのです。

しかしクララがバランスを崩し大ピンチ。デロリアンが時速88マイルに達するのも目前。ドクがなんとかクララを助け出しますが、デロリアンに乗り損ねてしまい、マーティーだけが1985年に戻って来ました。

 

パート2でスポーツ年鑑を燃やしたおかげでそこには「良い」1985年が戻って来ていました。ただ、ここは1985年に戻って来たとしても線路の上。後ろから列車が来ます。間一髪のところでマーティーは脱出しますが、デロリアンは大破。奇しくもドクの「タイムマシンを破壊してくれ」という願いは叶えられたのでした。

ただ、もうドクには会えないのかな、、と木っ端微塵になったデロリアンを見ていると、なんと蒸気機関車をタイムマシンに改造したドクとクララ(と二人の息子)が!

 

もうドクどこでもタイムマシン作れるじゃん笑

 

再会を喜び、ドクは「未来は白紙だ、君たちが創っていくものだ」とマーティーに伝え、そしてその蒸気機関車版タイムマシンでまた時空の旅に出るところでパート3、Back to the Futureが完結します。

 

言うまでもなく傑作。これから初めて観る方は、初見の感動をこれから味わえるということが羨ましすぎる。。ぜひ観て欲しいです。

 

Back to the Future2の要約

2は1985年、マーティーが彼女のジェニファーとデートしに行こうと思っているところから始まります。

1でマーティーに命を救われデロリアンで未来に行ってきたドクが突然現れ「一緒に未来に戻るぞ、君たちの子どもがピンチだ」と言ってきます。

何が何だか分からないまま、未来で新改造された空飛ぶデロリアンでマーティーたちは2015年の未来へ行きます。

マーティーの子どもがまたもやビフの子どもに唆されて犯罪を犯してしまう危機だったのです。そこで親子瓜二つの特徴を生かして、マーティーが子どもの振りをしてこの危機を脱します。

 

無事問題解決と思いましたが、ここでマーティーに魔が差します。ふと目に入った【スポーツ年鑑】。「これを過去に持って帰ればスポーツギャンブルでめっちゃ稼げるんじゃないか?」。思えばこれが悪夢の始まり、、、

ドクにこの魂胆がバレて「金儲けのためにタイムマシンを発明したんじゃない!」と怒られたマーティーは渋々スポーツ年鑑を捨てます。

「タイムマシン、、、?」とそこで聞き耳を立てていたのが老いぼれたビフ。タイムマシンの存在を知ったビフはマーティーたちが目を離している隙にタイムマシンに乗って、捨てられていたスポーツ年鑑を持って1955年の自分に渡しに行きます。

 

何も知らないマーティーたちはビフが2015年に戻ってきたタイムマシンに乗って1985年に戻ります。するとそこは見慣れた1985年ではなく、治安が乱れめちゃめちゃに荒廃した1985年でした。そこはスポーツ年鑑を手にいれた1955年のビフがギャンブルで金儲けをして警察さえもお金で味方にしてビフタワーなんてものを建てて君臨していた1985年だったのです。

 

異常事態に気付いたマーティーとドクは、原因を探ります。するとタイムマシンの中から2015年のビフのものであろう杖の一部が見つかったのです。

1985年のビフからなんとかスポーツ年鑑をいつ受け取ったのかを聞き出したマーティーたちは、きっかけとなった1955年に戻り、ビフからスポーツ年鑑を奪い返すために奮闘します。

無事にスポーツ年鑑を奪い返し、それを燃やしたことによって一件落着。

と、思いきやタイムマシンに雷が落ちてドクとタイムマシンがどこかへ消えてしまったのです。

呆然と立ち尽くすマーティーのもとに郵便配達員から「1885年から君に渡すように預かっていた」という小包を受け取ります。そこには1885年にタイムスリップしてしまったドクからの伝言が。

 

ここから、3に繋がります。

次から次へと起こるアクシデント!1、2、3が綺麗に繋がるところが何度見ても面白いです。