自分にとって「すごい人」を想像してみる

「話し相手から舐められてしまうことが多いんです」と後輩から相談を受けた。

そこでアドバイスしたのは、「自分にとって”この人すごいな”って思う人を思い浮かべて箇条書きにしてみる」ことだ。

そしてその箇条書きにした項目と今の自分を比べてみて、できている項目は○、できていない・足りていない項目は×をつけていくのである。

 

なぜかというと、理由はシンプルで自分が”すごい人”って感じること人は、大抵自分以外の人から見ても”すごい人”だからだ。その”すごい人”になるための取り組みをしていけば自ずと”すごい人”に近づくことができ、誰からも舐められることがなくなるということである。

 

どんな人に対して「あーこの人すごいな」と感じるだろうか。

その人の話し方、見た目、雰囲気やオーラ、話している内容、交友関係、日々の過ごし方、持ち物などなど色々あるだろう。

ちなみにその後輩が挙げた”すごい人”の項目は、

 

・姿勢がいい

・堂々と話す

・声がハキハキとしている

・話題のバリエーションが豊か

・知識が豊富

・荷物が少ない

・自分に自信がある

・ゆっくり話す

・お金に余裕がある

・時間に余裕がある

・好きなことを好きなだけしている

・肌が綺麗

・髪の毛が綺麗

・素敵な服を着ている

・体型がスマート

・交友関係が広い

・自己研鑽を惜しまない

・常に勉強をしている

・部屋が綺麗

 

などであった。

自分がどうであるかチェックをして○の項目はどんどん伸ばせるように、×の項目は○に近づけるように努力する。

そうすればどんどん”すごい人”に近づいて、誰も舐めてかかってくることはないだろう。

 

 

 

継続するためのコツ

今日の友達からの相談は、「ダンスを練習したいんだけど、継続ができない」という事だった。

初めから完璧を目指していると長続きしないから、継続するためのコツは「あともうちょっとやりたいな」というところでやめることだよと答えた。

 

どういうことかというと、満足感・達成感を得る前に止めることで次の日にやりたいことを残しておくということである。

 

・毎日ダンスの練習をする

ということを継続したいという友達の例で言うと、youtubeなどでダンスの振り付けなどを観て学んで「ここの振り付けもうちょっと練習したいな」とか「このフレーズ部分はもうちょっと踊れるようにしたいな」という部分が出てくると思う。

この"もうちょっと"が出てきた時点でその日はやめることがコツである。

 

そうすれば、必然と次の日「ここやりたかった!」とか、むしろ「やらないと気持ち悪い」という状態に持っていくことができる。

 

このように何かを継続したいときは、「ちょっと物足りないくらいでやめる」を連鎖していくことを意識することがコツである。

階段を一歩ずつ上がっていけばいつかハマる

K-POPが好きだから、ダンスを習いたいと思っているんだけど仕事が忙しくてスクールに通う時間がない」と友達から相談があった。

 

だから「一気にやろうとするのではなくて、階段を一歩ずつ上がっていくようなイメージで始めてみるといいよ」とアドバイス

 

階段を一歩ずつというのは、例えば、

YouTubeK-POPダンスのチュートリアルを観てみる

・お風呂に入る前の5分間で少し踊ってみる

など。

全くやらない訳ではなくて、毎日少しの時間でも低いハードルでもやってみる。

それくらいの時間であれば、仕事がいくら忙しくてもできない理由にはならない。

その小さなステップを踏んでいくと「そろそろガチでやりたいな」と思えてくる。

これがちゃんと「ハマっている状態」。

「スクールに入ろう」とか「毎日2時間練習しよう」とか一気にやろうとするから負担に思えてきてしまうのだ。

 

「階段を一歩ずつ上がっていくようなイメージでステップを踏む」ことを意識すれば、どんなに忙しくても今すぐやりたいことを始めることは可能である。

ちょっとやそっとのことで、人は他人に嫌われない

「言いたいことはあるんだけど、相手が目の前にいると言えない!」と友達から相談を受けた。相手に対して思っていることはあるのだが、それをはっきり言ってしまうと相手を傷つけてしまうかもしれない。とか、無神経な人間って思われて嫌われてしまうんじゃないか。とか、先に色々考えてしまって、結局は言わず(言えず)に終わるのだという。

 

まずこの友達の一番の問題は、異常なくらい他人から嫌われることを恐れていることだと思った。

だから、その友達に私が言ったのは「ちょっとやそっとのことで人間はあなたのことを嫌いにならないよ」ってこと。

そもそも人間は好き好んで誰かを嫌いになったりしない。

なぜなら、人を嫌ったり憎んだり怒ったり恨んだりしている自分のことが嫌いだからだ。

わたしはその友達に聞いた。

「誰かを嫌いになることは好き?」

友達は首を振る。

そういうことである。

 

よっぽどのことがない限り、人は誰かをそんなに簡単に嫌いにならない。

確かにズケズケと物を言う人のことを「無神経な人だ」と受け取る人も全くいないわけではないだろう。だが、だからなんだ。誰もあなたに教えてくれなかったことをせっかく伝えてあげているというのに、それを無神経と思うような人とは、その後の関係が悪くなろうがどうでもいいじゃないか。

 

人間関係の波風が立つことを恐れていてはいけない。

それを恐れているということは、言いたいことを言えていない状況、それはすなわち腹を割って話せていないという上っ面だけのコミュニケーションになる。

 

いいんだよ、思ったことは伝えて。伝えないと深いコミュニケーションは取れない。はっきり言った結果、傷ついたり傷つけられたりしたら、そこから相手を傷つけずに自分の意見を伝えるということを学んでいけば良い。

 

そう友達にアドバイスしたら、「仮に70億人分の1人に嫌われたところで、別に自分の人生に影響はないし、落ち込む必要もないって思うようにする!!」と、良い感じに開き直っていた。

アドバイスが響いたみたい!

雑談の効果①

毎日多くの人と会話をする中で、「雑談」の大切さについて改めて思うことがある。

雑談はコミュニケーションの主役にはならないけれど、間違いなくその後の関係性に大きな影響を与えていると感じている。

 

そこで、雑談が相手との関係性にどのような効果を生み出しているのか考えてみた。

 

まず雑談が与えてくれる最大のメリットは、相手との親密度を高めるきっかけになることであると考える。

当たり前のことだが、会話をしないとその人の雰囲気や人柄、考え方は分からない。だから雑談はその人となりを知る最初の一歩になるのだと思う。

 

確かに、職場のお手洗いで偶然会った時に「今日も暑いですね」とか「最近どうですか?」と聞いてくれる人は親しみやすいなと思ったし、なーんにも話さない人ももちろんいた。何も話さない人が悪いわけでは決してないけど、話してくれる人と比べるとその相手に抱く印象は明確に変わっていた。

 

カナダのウィンザー大学の研究では、職場にあるウォーターサーバーに水を飲みに行った時に雑談をする人としない人とで、社内での印象や評価にどのような違いがあるか比較した。

結果、雑談する人は雑談しない人と比べて好感度が高く、その人の能力に対する社内評価も高くなっていたらしい。

 

雑談するとしないとだけで、社内評価が変わったり、プロジェクトに採用してもらえたりもらえなかったり、自分の意見が通りやすかったり通りづらかったりするのであれば、雑談の重要性は火を見るよりも明らかである。

 

たかが雑談だけど、されど雑談。

雑談の質も大切なので、それはまた今度。

 

人間の成長は螺旋階段

「自分はちゃんと成長できているのだろうか」

と不安になってしまう瞬間がある場合は、「人間の成長は螺旋階段」であることを理解していない可能性がある。

 

人間は螺旋階段のように成長していく。

どういうことかというと、小さな挑戦と小さな成功体験を繰り返して、自信をつけて成長していくということ。

挑戦→成功体験→自信→挑戦→成功体験→自信→挑戦…という感じである。

 

が、自分自身の成長に関してはこの螺旋階段を真上から見てしまう。

だから同じところをぐるぐると回っているだけに見えてしまい、「毎日頑張っているのにずっと同じ状況だな」ってつい感じてしまう。

でも横から見たらぐるぐる回りながらも、それは確かにちゃんと上に上がっていってるのだ。

 

確かに螺旋階段だから、踊り場のような停滞期は必ず訪れる。が、ここで「成長は螺旋階段である」と理解しているかしていないかで、この踊り場の次の一歩を登ることができるかどうかが明確に分かれるのである。

 

 

 

1日の予定は30分ごとに区切った方が良い

スケジュール管理をしているけど、1日の中身が詰まってないのでは?と思う人は、「予定をとにかく30分ごとに区切った方がいい」と断言する。

なぜそう言えるのかというと、かく言うわたしも日々の過ごし方について漠然とした不安があったが、予定を30分ごとに区切ってタスクを細分化することによって、万事解決したからだ。

 

フリーランスになって改めて、スケジュール管理の重要性について感じた。

会社員の時は強制的に埋まっていたグーグルカレンダーの平日の日中がぽっかりと空く。

よっしゃー!!やりたいことをできる時間がこんなにもあるぜ!!

と意気揚々としていたのだが…

 

なんだろう、この漫然と日々が過ぎていく感じは、、、

 

スケジュールを入れることをさぼっていたわけではない。ちゃんと前日のうちに翌日の予定を隙間なく埋めていた。

が、なーーんか集中できない。

なんだか、スケジュールは埋まっているけど中身が詰まっていないなっていう感じ。

漠然としたそんな感じ。

 

 ということに気づき始め、でも何が原因かわからず、やりたいこと・やらないといけないことが山積みのはずなのに手が動かないという最悪な状況に陥っていた。

 

時間があるはずなのにやりたいことができていない不安。

やらないといけないことができていない焦り。

そんなものに自分の心が支配されてしまっていたのだ。

 

これはいかんと思い、今の自分の状況・スケジュールの組み方について冷静に考えてみた。そうすると、いくつかの問題点があった。

 

・予定をざっくり(1時間〜2時間の枠)で埋めていた

・この時間で何をどこまで終わらせたいかというタスクの目標が定められていなかった

 

これだ!と思い、とりあえずタスクを細分化して目の前の予定に全集中できるように、全ての予定を30分刻みで埋めることにした。

みなさんはポモドーロ・テクニックについてご存知だろうか。

25分集中+5分休憩するというあれである。

タスクを細分化するのと一緒にこれも取り入れてみよって思ったのだ。

 

例えば、今までは「リスティング広告(2時間)」と埋めていた。人間2時間も集中できるわけはないし、漠然と「リスティング広告」とあってもこのタスクをどこまで終わらせたいのかわからない状態である。

これを、「リスティング申請100件(30分)/キーワード検索50件(30分)/パーマリンク作成10件(30分)/LP作成10件(30分)」とタスクを細分化させることと、何をどこまでやるかを明確にした。

 

そうすると目紛しい変化が現れた。

同じ作業を漫然と行なっていたころと比べて、一つ一つの目の前のタスクに集中することができた。また、作業に飽きない!!これはわたしにとって一番の収穫かも笑

よって、1日生産性が爆上がりし、着実に昨日の自分よりも進化していることが実感できている。

 

脱・ただ漫然と毎日を過ごしている凡人 に成功した★

 

 

 

 

同じ1日を過ごすなら、できる限り密度が濃い方がいいよね。

このスケジュール管理は1日の濃度が50%から120%になったと感じるくらい効果抜群だった。